雲のグラデュアーレ(全4巻)作画:志水アキ 原作:木原浩勝

マンガ

三皿です。

今回、私が紹介したいおすすめ漫画は「雲のグラデュアーレ」です。

作画:志水アキ
原作:木原浩勝
連載:コミックフラッパー(2000年12月号~2002年8月号)
出版:メディアファクトリー

最終巻である4巻の発刊が2002年ということで、もう20年近く前の作品になってます。
おそらくこの作品を知ってる人なんてほとんどいないんじゃないでしょうか。

あらすじ

 空を往く昇行船が各国を繋ぐこの時代――。気球やグライダーなど、機動力を武器に国際線を襲う謎の一団がいた。「ザラストロ」と呼ばれるこの集団の正体は?そして目的は?一方、ザラストロに警戒する軍の内部にも怪しい動向が・・・。「黄金の腕」を持つ少女コトは、やがて世界を巻き込む巨大な戦いの舞台へと駆け上がっていく! 裏表紙より)

突然の注意書きになりますが、この作品は途中で終わってしまっています
4巻までで第一部完、という状態で終わってしまっている作品です。

おすすめ作品として紹介するには未完作というのはいささか不毛なことかもしれませんが、続編を期待したい気持ちも込めて紹介させていただきます!

空賊「ザラストロ」と少女コトの物語

飛行機ではなく飛行船が空路として発達した近代世界が舞台。

主人公である日本人の少女コト、彼女が乗り合わせた飛行船が突如謎の集団ザラストロに襲撃されてしまう。襲撃現場に居合わせてしまったコトが思いがけず謎の集団ザラストロを手助けしてしまったところからザラストロと少女コトの物語が動き出していきます。

そんなザラストロはもちろん悪ではないです。なので空賊といってもお宝を盗むわけではなく、襲撃にもちゃんとした目的があり、それが真の目的につながっていきます。

魅力的な「ザラストロ」メンバー

この漫画の面白さの一つに、謎の集団「ザラストロ」の魅力的なメンバー達があります。というか一味として必要なポジションのキャラがきっちり揃っていて安定感抜群。正直初見はジブリの「天空の城ラピュタ」に登場する空賊のイメージみたいな、勝手にそんな雰囲気を持っていました。

(この辺は原作の木原先生が関連しています)

主人公のコトは「黄金の腕」をもつ銃スペシャリストになってます。
真っすぐな性格で、周りからは騎士道と言われたりしてるほど男勝りな女の子です。

魅力的なキャラが周りに沢山いるのでやや埋もれてしまってる感があります。とはいえ、読み返してみるとここぞという時にはしっかり銃の腕前を決めている主人公になってます。

最後に

4巻まで読み終わると、もっと続きが読みたいと思うような作品になってます。

1巻は主に「ザラストロ」の仕事ぶりを紹介した巻になっていて
2巻から主人公コトに迫った話になっていき、コトが正式にザラストロのメンバーになったところで4巻が終わります。

とはいえ、第1部だけでもとても面白いのでこの記事を読んで興味を持っていただけましたらうれしいです。

他にもおすすめ漫画を紹介していこうと思っているので、もしよろしければ他のおすすめ作品も覗いてみてください。
※少し古い作品が多いですが、どれも今読んでも面白い作品だと思います。

自分が好きな作品を他の人も読んでもらえたら純粋にうれしいです!

ではでは。

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