おすすめSF漫画「BLAME!」を紹介します。
■想像を追える世界観、超巨大構造物ないを冒険
想像を超えるスケールで描かれた超閉塞性SF冒険物語です。
巨大な構造物内をひたすら歩く主人公の霧刻。はじめは目的も何も全くわかないです。
物語序盤は霧刻が歩いているのこの不気味で謎な”巨大建造物群”に目が奪われてしまいます。
1巻はひたすら霧刻一人で歩いているので会話という会話がほとんどありません。また作中での状況という説明もありません。
そのため序盤はこの場所は一体なんなの? 霧刻は何のために歩いてるの? 珪素生物ってなに?と疑問がでてきますが、偶に出会う人との数少ない会話の断片から推測していくしかありません。
そういった会話の端々からはなんとなくコンピューター用語っぽい言葉が飛び交いますが、どれも意味不明です。
ただ読んでいくうちに何となくわかってきます。
そんな読者の助け舟は、この漫画の2巻から登場する相方のシボと出会いです。
この出会いは読者的にもありがたく、人物が二人になることで会話が生まれます。このおかげでよくわからず進んでいたストーリーというか世界観が浮かび上がってきます。
圧倒的スケールの世界観と、霧刻の目的達成までが実が離せない程この世界に没入してしまいます!
■最後に
シボが登場する2巻までは是非読んでみて下さい。
そこからこの世界観に興味を持っていただけたら、ぜひ霧刻がどこまで進んでいくのか、是非見届けてみて下さい。
単行本はすでに新装版になってるんですね。
最後に、弐瓶勉先生のファンが一人でも増えたらうれしいです。
ではでは。
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