三皿です。
今回、私が紹介するおすすめマイナー漫画は、山田穣「がらくたストリート」です。
日常系漫画「がらくたストリート」を紹介!
作者:山田穣
連載:月刊コミックバーズ(2008年4月号~2012年12月号)
出版:幻冬舎コミックス
2014年に最終巻の3巻が出ているので、もう5年以上も前の作品になります。
あらすじ
素直さが異常の域に達している小学五年生・御名方リント。
そんなリントをとりまく面々は逆にクセのある奴らばかり。
年代性別を飛び越えて、果てには宇宙人や神様も・・・!?
思いっきり楽しみまくる、超実験的ジュブナイル!!
(裏表紙より)
クセの強いキャラしかいない日常系漫画
もう1話からおもしろいです。
いや、初見の時は何だこの漫画は!?と一回戸惑ってしまうはず。
なにせ1話からこの漫画の世界観が完成されているので、主人公含めてクセの強いキャラ同士の会話に絶対についていけないです笑
なので絶対に1話で読むのを止めてはダメです!
多すぎるキャラが、逆に魅力的
この漫画、登場キャラがめちゃくちゃ多いです。
主人公・リントの小学生グループ、リントの姉の中学生グループ、リント兄の大学生社会人グループ、この3世代グループの日常を描いた作品になっているのですが、こんなにキャラが多かったらゴチャゴチャするだろうと思いきや自然に絡んでいるのが摩訶不思議。各キャラ同士の会話を見てるだけでホントおもしろいんです。
この辺りはこの作者特有のセンスが光ってます。
非日常も日常に感じられてしまうキャラ同士の立ち回り、突然出てくるウンチク発言と、ジワジワと押し寄せてくるこの不思議な感覚に、気づいた時にはもうこの漫画の世界にどっぷり浸かってしまってます。
ちなみにこのウンチク発言はおもにリントの同級生のとリントの兄貴によるものなんですが、残念な感じのキャラ立ちになっていて良い味出してます。
また、ある意味で主人公のリントが一番へんなキャラだと思うのは、読んでもらえたら納得してもらえるはず。
最後に
この「がらくたストリート」を読んだことがない方はまず1巻を読んでみて下さい。きっとハマるはずです。
他にもおすすめ漫画を紹介しているので、興味ある方はチェックしてみて下さい。
すでに「がらくたストリート」を知っていて好きな作品だという方は、好みが似ているかもしれないので、面白いと思ってもらえる作品があるかもしれないです。
この「がらくたストリート」が面白かった方は、山田穣先生の別作品「昔話のできるまで」も面白いので読んでみて下さい!
ではでは。
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