三皿です。
私のお気に入りのおすすめ漫画を紹介させていただきます。
今回紹介する作品は冬目景先生の「イエスタデイをうたって」です。
おすすめ漫画「イエスタデイをうたって」を紹介
作品情報
作品:イエスタデイをうたって(全11巻)集英社
連載:ビジネスジャンプ1998年1号から2011年17号、グランドジャンプ2011年1号から2015年13号
作者:冬目景
他の作品:羊のうた、幻影博覧会、ももんち、等々
あらすじ
大学卒業後、コンビニでバイトをする魚住。そんな彼の前に、ある日カラスを連れた少女・ハルが現れた・・・。「49%後ろ向きで、51%前向きで・・・」へそ曲がりだけれども正直な彼らの心は、舞い落ちる桜のようにゆらゆら揺れて・・・。
(1巻あらすじより)
とてつもなくテンポの遅い漫画です。
ですがそれがこの漫画の味を出してます。
じっくり描かれた恋愛漫画
表紙に描かれているのはハルという少女です。どちらかというと不思議なキャラとして描かれており、読者的に主人公は魚住という青年になります。
大学を卒業後、就職をせずにコンビニバイトをしている魚住が突然現れたハルという少
女に出会うところから物語が始まります。
そして大学時代、魚住が告白できずに地元に帰ってしまった友人・品子が突然現れます。いわゆる三角関係という奴ですね。
あらすじにある通り、登場人物がそれぞれの思いを胸に前に進もうとするも、立ち止まったり迷ったりすれ違ったりとなかなか進展が少ないじれったい漫画です。
それでも時間は着実に動いており、それぞれの周りの人物達は前に進んでいるんです
が、この3人の関係はなかなか動かないんですよね。
1巻を読めばそれぞれのキャラの気持ちというか、内情といったものが分かると思います。この独特な世界観が好きになれたら、この動きそうで動かない3人の関係が気になって知らず知らずに読み進めていってしまうと思います。
最後に
とても後ろ向きな雰囲気がある漫画ですが、この世界観にハマればどんどん読んでしまうと思います。連載中は単行本の発売の間隔があいて、本当に完結するのかと心配していましたが、しっかりと完結していますのでご安心を。
興味のある方は是非手に取ってみて下さい!
既に知っているという方は、他にもおすすめ漫画を紹介しているので、チェックしてみて下さい。好みが似ているかもしれないので、面白いと思ってもらえるかもしれないです。
最後に、冬目景先生のファンが一人でも増えたらうれしいです。
ではでは。
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