三皿です。
今回、私が紹介するおすすめ漫画は、木村紺「巨娘」です。
非常に居酒屋の女店長を描いた作品なんですが、ある意味刺激的な内容になってます。
おすすめ漫画「巨娘」を紹介
作品紹介
池袋有数の焼き鳥店「鳥吉」。 そこで働いているのがジョーさん。巨娘です。181㎝の長身に、ゴジラ級の腕力と暴力を誇る彼女のエロスは止めどなく、仕事には全力投球。ゆえに「巨娘」。 一本筋の通った男前、ジョーさんが破天荒さとパワフルさで店に群がる傍若無人なヤツらをバッタバッタとなぎ倒す、痛快で爽快で男前な「生き様」を描いた物語!
(――巨娘|アフタヌーン公式サイトより)
著者の作品を読んできた人は衝撃を受けます
著者の木村紺先生の作品は「神戸在住」で別に記事を書いています。
この他にも木村先生は作品があり「からん」「マイボーイ」とどれも読んできました。
その流れを踏まえてのこの作品「巨娘」は衝撃でした。
え、ホントに同じ作者が書いているのか!?と思わず目を疑いたくなります。
中身であるストーリーを抜きにすると、作風といいますか絵の感じはいつもの木村先生なんですが。
居酒屋の女店長・ジョーさんの日常を追った観察漫画
上の作品紹介にもある通り、ストーリーとしては主人公の巨娘ジョーさんの観察日記になっています。
ジョーさんは焼き鳥屋の店長をしており、指導が必要な従業員ややっかいなクレーマーをその腕力とキレる頭でバッタバッタと制圧していきます。ひと仕事した後は、恋人との一戦。
表現はかなりオブラートに包まれていますが、バイオレンス+下ネタです(あくまでも著者の他作品と比べてですが)。
そんなジョーさんの日常を、木村先生独特の欄外に書かれた説明調な手書きコメントと相まって不思議なテンションで楽しめます。
なかなかぶっ飛んだジョーさんの日常に丁寧な解説が付け加えられており、ジョーさんの日常を俯瞰して書かれたコメントをさらに俯瞰して読む読者。
この不思議な感覚が癖になってきます。
しかもこの説明が結構細かく書かれていて、そこも面白いです。
最後に
「神戸在住」の雰囲気を想像して読み始めた自分は初見で驚いてしまいましたが、これはこれでじわじわとハマってしまいました。
全5巻と読みやすい巻数でもあるので、気になる方は是非読んでみて下さい。
また、他にもおすすめ漫画を紹介しているので、よろしければどうぞ!
自分が好きな作品を他の人も読んでもらえたら純粋にうれしいです!
ではでは。
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